第8回シンポジウム「図書館への招待」in 米沢
日時:2021(令和3)年12月19日 (新型コロナウイルス感染拡大を受け、当初予定された同年10月3日(日)から延期)
場所:市立米沢図書館、伝国の杜 上杉博物館大会議室
主催:市立米沢図書館(上杉文化振興財団)、特定非営利活動法人多言語多読
後援:米沢市教育委員会、公益社団法人日本図書館協会、公益法人全国学校図書館協議会
※公益財団法人図書館振興財団2021年度振興助成事業
テーマ「はじめてみませんか 英語多読 ―図書館多読の可能性―」
内容:
午前の部 一般市民対象 多読普及講演会「英語多読への招待~図書館の森に多読の木を植えよう」
(昼休憩中:米沢図書館英語多読コーナー見学)
午後の部 図書館関係者対象 図書館シンポジウム「図書館多読の可能性」
講演「図書館多読のはじめかた」および実践報告5例、質疑応答
英語多読という方法と、生涯学習として英語多読を進める上で公共図書館が担う重要な役割が、地域住民と図書館関係者に認知される機会となった。多くの参加者にとって、これから図書館多読を実践する動機付けとなったことは、当日の発言や事後アンケートの結果からも示されている。
シンポジウム終了後、参加した福島会津美里町図書館が多読資料を揃え、多読の導入を開始した。米沢地区の川西町図書館も導入を検討しており、英語多読の知名度が低いといわれる東北地方で、シンポジウムによる波及効果が見え始めている。
参加した学校教員、教育委員会関係者も授業での活用を検討している。山形大学教育学部の名誉教授から、米沢市図書館での大学生、大学院生の英語多読体験の要望があり、3月に実施された。
※NPO多言語多読ブログ 報告記事